[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
このような不規則な食生活から、一時的に強くなるニオイをダイエット臭と言っています。 このダイエット臭を発散させる一番の原因は、間違ったダイエットをしているからです。
ダイエットは食事の摂取カロリーを減らすとともに、運動で代謝をアップすることが大切です。 食事だけを極端に制限して痩せたとしても、それは体の筋肉や水分が落ちて体重が減っただけのことも多いのです。
そして、いずれ減量の停滞に直面します。 この原因は、摂取カロリーの減少によるエネルギー不足に体が対応して基礎代謝を低下させるためです。 一種の自衛作用なのです。
さらに運動していないために筋肉での熱生産が低下して、代謝の速度が遅くなることも基礎代謝の低下に拍車をかけ、脂肪の燃焼効率が抑えられるのです。
このような基礎代謝の低下がやせにくい体質になってしまい、これがダイエット臭の原因となるのです。
◇ダイエット臭の原因
胃腸に食べ物がない場合、エネルギーを作ることができないので、蓄積していた中性脂肪を分解することによりエネルギーを作ろうとします。この中性脂肪が臭いを放つ脂肪酸に変化して、汗と共に臭いを発生させます。
このような飢餓状態で基礎代謝が落ち、体がなんとかエネルギーを生み出そうと不完全燃焼をしている過程で生じる乳酸が原因となります。
乳酸はアンモニアを伴って汗の中に出る性質があるので、汗をかいた時にアンモニア臭が発生します。
空腹のまま体内の脂肪を燃焼し続けると、脂肪酸はさらに臭いの強いケトン体という物質を生成します。
ケトン体は飢餓や糖尿病などで糖が不足した場合、肝臓より生成される物質です。これが糖のかわりのエネルギーになります。
また、ダイエットによる空腹状態が唾液の分泌を低下させるので口臭も強くなります。ダイエットをしている本人は気づかないことが多いのですが、周囲に不快な臭いを撒き散らしている可能性もあります。
この臭いを発生させないためには、代謝をアップさせて、脂肪の燃焼率を上げるような有酸素運動を取り入れるように心掛けることが大切です。