・汗
体臭と汗は深く関わっています。汗が分泌、その汗が細菌に分解された時に体臭が発生し、嫌な臭いや汗臭さの原因となるのです。
・食生活の変化
欧米化した食生活は体臭の大きな原因です。動物性たんぱく質や脂肪を多く含む肉類中心の食生活は、皮脂腺から分泌される皮脂の量が増え、その皮脂が酸化すると体臭が発生します。
・不規則な生活習慣と過度のストレス
何の関係もない様に感じる方もいるかと思いますが、生活習慣も体臭の発生に大きな影響を与えています。睡眠不足やストレスを感じると皮脂腺の働きが活発になり、皮脂が過剰に分泌、分泌された皮脂が酸化し、これが体臭の原因となるのです。
・病気
体臭の原因となる病気として最も有名なものは糖尿病です。糖尿病になると糖の分解が進まずに、甘酸っぱい臭いが発生します。その他の病気でもその病気や疾患特有の臭いがするようになるといわれています。
・わきが
わきがとは、アポクリン腺から分泌された汗が細菌により分解されることによって発生する体臭で、通常の汗臭さよりもより『きつい臭い』です。
・足の臭い
足の臭いはわきがと同じく主にアポクリン腺から分泌される汗が原因で、アポクリン腺から分泌された汗が細菌に分解されたときに足の臭いが発生します。
・多汗症
多汗症とはいわゆる汗っかきとは異なり、「汗を多くかく症状・病気」のことで、全身の発汗が増加する全身性多汗症と、手のひらやわきの下など体の一部の発汗が増加する局所性多汗症があります。
・肥満
肥満の人は体臭の原因となりやすい皮脂腺からの皮脂の分泌量が増えるので、体臭へと繋がりやすいです。また肥満の人は汗をかきやすく、その汗をそのまま放置すると細菌に分解され、体臭の原因となります。
・腸内環境
腸内環境の悪化は口臭の大きな原因です。悪玉菌が優勢になり腸内環境が悪化すると、腸内で毒素や有害物質が作られ、この毒素や有害物質が血液を通って全身へ運ばれ、皮膚や口などから排出、口臭や体臭の原因となります。
・便秘
便秘は口臭や体臭の大きな原因です。便秘になると便が腸内に長時間留まり、腸内で便が腐敗、毒素や有害物質を作り、血液を通って全身へ運ばれ、皮膚や口から排出、口臭や体臭、またオナラ(屁)の臭いがきつくなるのです。
・アルコール
お酒を飲むと「アセトアルデヒド」という物質が、血流にのって肺や皮膚から臭いとなって排出、口臭や体臭の原因となります。またアルコールには利尿作用があるので、体中の水分だけでなく口の中の水分も奪われ、唾液が減少し口臭の原因となるのです。
ニンニク(大蒜)
ニンニクも口臭や体臭の原因になりますが、ニンニクによる口臭は生理的口臭と呼ばれ、誰にでも起こるものなので気にする必要はありません。ただ、ニオイは約1日続くこともありますので、大切な用事がある前日はニンニク料理などは食べない方がいいです。
加齢臭
加齢臭は、加齢に伴う体質の変化によって発生し、主に40代以降の中高年特有の体臭のです。「ノネナール」という皮脂腺から分泌される脂肪酸と過酸化脂質が結びつき、酸化分解された物質が加齢臭の原因といわれています。
体臭や口臭は男女問わず悩まれている方が多いのではないでしょうか。体臭といっても「わきが臭」「加齢臭」「疲労臭」「ダイエット臭」「便臭」など様々です。中には病気による体臭も考えられます。ここでは、体臭・口臭に関して、消臭グッズや体臭予防法、デトックスなどをご紹介します
スポンサードリンク
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
PR
体臭・口臭記事