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体臭や口臭は男女問わず悩まれている方が多いのではないでしょうか。体臭といっても「わきが臭」「加齢臭」「疲労臭」「ダイエット臭」「便臭」など様々です。中には病気による体臭も考えられます。ここでは、体臭・口臭に関して、消臭グッズや体臭予防法、デトックスなどをご紹介します

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加齢臭(オヤジ臭)の原因になる「ノネナール」を発生させる「過酸化脂質」を取り除く事こそが「加齢臭予防」の近道です。「過酸化脂質」を減らすには脂質の酸化を防ぐ事、すなわち動物性の脂分のとりすぎ防止と、活性酸素を体内でできる限り発生させないようにする事です。

この加齢臭(オヤジ臭)の原因となる「活性化酸素」を発生させる原因は、お酒です!また煙草やストレスもその原因の一つになってきます。
また年齢を重ねてくると、活性酸素を消去する物質が体内で不足してくるので、スカベンジャーと呼ばれる抗酸化物質を積極的に体内に取り込むように心掛けてください。活性酸素対策は、免疫力向上にもつながります。
また腸内環境を整える事も大切です。食物繊維を含む野菜をたくさん食べます。規則正しい生活を心がける事で、「加齢臭」から脱出できるという事です。

◇加齢臭(オヤジ臭)の予防のポイント◇

・動物性タンパク質や脂肪分を減らす
体臭の原因となる動物性タンパク質や脂肪が多く含まれている食品の摂取を控える

・緑黄色野菜の摂取
緑黄色野菜には加齢臭などの体臭の原因となる余分な脂肪を包み込んで排出してくれ、野菜に含まれる食物繊維は便秘解消にも効果あり

・ストレスを溜めない
ストレスは、生体の生理機能の低下や多汗、皮脂の分泌過多などを引き起こすので溜め過ぎない様心掛ける

・刺激の強い香辛料、お酒・煙草を控える
お酒や香辛料、煙草は、活性化酸素の働きをよくする原因。タバコは、雑菌の繁殖と大きく関係している
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■生理的口臭の予防

口臭を防ぐ為には一般的ではありますが、歯磨きこそ最大の口臭予防です。特に生理的口臭や虫歯や歯垢、歯槽膿漏などによる原因は、口臭を未然に防ぐ事が可能です。毎日しっかりと歯を磨きます。また、ただむやみに磨くだけでは効果が半減します。
しっかりと歯を磨く事ができる「ローリング法」や「バス法」で磨きます。

・舌の洗浄も重要
歯を磨くついてに舌もブラッシングします。また歯ブラシを使わずに、タオルなどで、つまむように洗浄するのもいい方法です。朝の起床時に行うのが最も効果的です。

・歯ブラシの選び方
歯ブラシなんてどれでも同じ!と思っている方が多いです。歯ブラシを適当に選んでいませんか?歯ブラシの質は、歯を磨く事に対して重要な働きをします。毛先が長すぎず、密でないもの。さらにはナイロンや剛性樹脂の物を選びます。
また、電動歯ブラシなども隅々まで磨く事ができて効果的です。

・歯磨き粉の選び方
歯磨きに使われる歯磨き粉。ほとんどの人が毎日使われると思います。市販で売っているほとんどの歯磨き粉には「ナトリウムラウリル硫酸塩」または「ラウリル硫酸ナトリウム」と呼ばれる成分が含まれています。
この成分は非常に強烈で、口の中を守っている粘液の膜を乾かし、口内炎を引き起こす原因となると言われます。口内炎は口臭の原因にもなりますので、ラウリル硫酸ナトリウムが入っていない歯磨き粉の使用をお勧めします。

・臭いの取れる食べ物を利用する
レモン、梅干などの酸性の食品、緑茶、コーヒー、紅茶などは口臭を消してくれる効果があるので利用するといいです。また繊維質の多い食べ物(セロリ、レタスなど)は、口の中の食べカスを取り除く効果があり、口臭予防に効果的です。

・市販の「デオドラント」を
殺菌や消毒を目的とした「うがい薬」や口臭を一時的に取り除く「マスキング剤」があります。これらは、時間のない時に有効に使えますので、携帯しておくのも一つの方法です。またガムでも代用できます。


■消化器系疾患が原因の口臭

基本的には専門医に相談した方がいいです。腸内の便が原因で口臭となっている場合もあります。便秘の予防の為、乳酸菌の多いヨーグルトを食べる他、乳酸菌のサプリメントなどで、自分の体を上手くコントロールしてください。食生活の偏りが、便秘を引き起こすことも多いです。アルコールを摂取しすぎるのはやめてください。


■代謝系疾患が原因の口臭

この場合は素直に専門医に相談して下さい。口臭以前に身体が病に冒されている可能性があります。しっかり治療し、健全な身体に戻してから、口臭の事を考える様にしてください。
わきがとは、「臭汗症」あるいは「腋臭症」とも呼ばれます。 わきがとはワキの下にあるアポクリン腺という汗腺が活発に働くことにより、そこから異様な臭気を放つ症状・病気です。日本人の場合は10~20 人に1人程の割合で、上記が原因となったわきがの方がいると言われています。 ここで注意すべきは、「わきが」とよくいう「汗臭い」は根本的に全く異なるということです。今回は「わきが」の原因や特徴をご紹介します。

◇耳垢が湿っている
耳垢が粘々した湿っぽい場合は、90%程度の確率でわきがであると言われています。これは外耳道に多くのアポクリン腺があり、わきの下にも多くのアポクリン腺があることが予想できることから推測されます。

◇下着のわきの部分に黄色いしみが付着する
白い下着などを繰り返し着ているとわきの部分が黄ばむ場合にも、わきがである確率は高いです。アポクリン汗腺からの分泌液に脂肪やタンパク質、鉄分、色素などが多く含まれているので、黄色いシミができやすい人は、アポクリン汗腺の分泌量が多いと考えられるからです。

◇家族にわきがの人がいる
親がわきがである場合、3割程度の確率で子供にわきが体質が遺伝すると言われています。祖父母がわきが体質である場合にも遺伝は起こる可能性はありますが、両親がともにわきが体質なら片親がわきがの場合よりも高い確率で遺伝すると言われています。

◇わきの下の毛が多い
わきが体質の人の多くは毛深く、1つの毛穴から2~3本の毛が生えている人もいます。また、毛が多いことはその分毛穴も多いのでアポクリン線も多い傾向にある様です。さらに、毛が多い人はその分雑菌が繁殖しやすいのも原因のひとつです。女性の場合には、ワキ毛が太ければわきが体質の傾向、男性の場合は柔らかく細い毛の人がわきが体質の傾向のようです。

◇わきの下に頻繁に汗をかく
気温や精神・身体状態に関係なく湿っている場合が多いのも特徴のひとつです。汗は粘り気が強い状態が多いです。

◇肉料理や乳製品を好む
肉類や乳製品を多く食べることにより、アポクリン腺からの分泌物に、臭いの原因となる脂肪成分が増えると同時に、皮脂の分泌も過剰になるために臭気が発生します。

■わきが・体臭の原因について
わきがの最大の原因となるのはアポクリン線ですが、その他の分泌腺の中にもわきがの原因となっているものがあります。

・アポクリン腺
わきがの原因、 アポクリン腺 は、わきの下をはじめ乳輪、へその周囲、外耳道、外陰部、肛門の周囲など限られた部分にのみ分布していて、毛穴と直結しています。 アポクリン腺から出る汗の成分は、脂肪・鉄分・色素・蛍光物質・尿素・アンモニア等で、汗といっても粘り気のある乳白色がかった液体です。分泌される汗自体はほとんど臭いませんが、空気に触れると変質しやすい性質があるので、皮膚表面の細菌によって分解されると独特の臭気を発するようになります。通常、アポクリン腺はホルモンの関係上、思春期にいくらの粒くらいの大きさに発達し老年期に小さく衰えて行きます。したがって中学生頃からわきがは最も多く発生しています。


・エクリン腺
エクリン腺 はほぼ全身にくまなく分布していて、体温調節などの働きもしています。ここから出る汗の主成分は、塩分を含んだ水です(水:塩= 99 : 1 )。エクリン腺からの汗は、アポクリン腺の汗の臭いを広がらせる役目を果たします。

・皮脂腺
アポクリン腺と同じく毛穴と直結し、皮脂を分泌して皮膚を乾燥から守ります。この皮脂腺分泌物に含まれる脂肪酸が雑菌と混ざり合うと、わきがの臭いをさらにめ、衣類や下着のワキの部分に黄褐色のシミなどが付着するようになります。

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